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建通新聞社(中部)
2016/10/05

【愛知】市営平地荘全面改築へ基本設計開始 岡崎市

 岡崎市は、市営住宅「平地荘」の全面改築を計画しており、基本設計を開始した。現地の地質調査を踏まえ、概要をまとめる。設計は小林清文建築設計室(岡崎市)、地質調査は中央開発中部支店(名古屋市中村区)に委託した。設計期間は2017年3月15日まで。17年度の実施設計を経て18年度の工事着手を目指す。
 同計画は、市営住宅の老朽化対策として8棟全てを建て替えるもので、全体戸数は現在と変わらず250戸の整備を想定している。今回の基本設計では、地質の状態を確認した上で、新住宅の棟数をはじめ各棟の規模や戸数配置など概要をまとめる考え。
 現在の平地荘は、同市では初めての中層市営住宅として、1〜4号棟を1971年、5〜8号棟を72年に建築した。築40年以上が経過しており、各棟の老朽化対策が懸案になっていた。
 現住宅の規模は、1号棟、3〜4号棟、6〜8号棟がプレキャストコンクリート造5階建て延べ1449平方b。2号棟はプレキャストコンクリート造5階建て延べ1791平方b、5号棟はプレキャストコンクリート造5階建て延べ1343平方b。
 同市では今後、基本設計などを精査した上で、17年度にも実施設計を進める方針。18年度をめどに工事着手を目指しており、各年度で予算調整を図る。
 所在地は美合町地蔵野1ノ111。


提供:建通新聞社