日刊建設工業新聞
2016/09/30
【鳥取】土木実施設計単価を全面改正 10月1日以降の調達分から
県土整備部は10月から公共工事の設計積算に使用する「土木工事実施設計単価」を全面改定する。10月は資材単価、市場単価ともに年2回の全面改定月。資材単価は鉄鋼関係が値下がりし、市場単価は道路標識工が5%、法面工が7%上昇する。
今回の改定単価は、一般財団法人建設物価調査会の月例報告による実勢単価、「建設物価(10月号)」をもとに設定した。10月1日以降の調達公告から適用する。主な変動資材は次の通り。(カッコ内は変動率)
▽異形棒鋼=1d当たり2000円下落(マイナス3・7%〜マイナス2・8%)
▽等辺山形鋼(SS400)=1d当たり1000円下落(マイナス1・4%〜マイナス1・1%)
▽溝形鋼(SS400)=1d当たり1000円下落(マイナス1・4%〜マイナス1・1%)
▽広幅H型鋼(SS400)ベース価格=1d当たり1000円下落(マイナス1・4%〜マイナス1・3%)
▽中幅H型鋼(SS400)ベース価格=1d当たり1000円下落(マイナス1・4%〜マイナス1・3%)
▽細幅H型鋼(SS400)ベース価格=1d当たり1000円下落(マイナス1・4%〜マイナス1・1%)
▽捨て石=1立方b当たり300円〜800円上昇(6・8%〜20・5%)