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　関東財務局は26日に開催された関東財務局長の諮問機関・国有財産関東地方審議会による答申を受け、国有財産３件の処理方針を決定した。九段会館建物・敷地は貸し付け、合同宿舎原町住宅跡地は売却の方向で、二段階一般競争入札を公告する。横浜植物防疫所大和圃場跡地の一部は特別養護老人ホーム敷地として大地の会に貸し付ける。
　九段会館建物と敷地（東京都千代田区九段南１丁目）については、建物の一部を保存しながら敷地の高度利用を行う事業者に貸し付ける。12月にも企画提案と貸付水準の競争入札を行う二段階一般競争入札を公告。２０１７年７月ごろに企画提案書を審査し、通過者を決定。同年９月ごろに貸付料水準に関する競争入札で落札者を決定する。
　原町住宅跡地（東京都渋谷区恵比寿南３丁目）の４０３５�uは企画提案と価格競争による二段階一般競争入札方式で売却。10月下旬に入札を公告。17年２月まで企画提案書の提出を受け付け、同年３月ごろの通過者決定および価格競争入札を予定。
　大和圃場跡地の一部（神奈川県大和市南林間６丁目）５６１５�uは、大地の会にホーム敷地として定期借地権により貸し付ける方針。老人ホームは19年３月までの開設が予定されている。