土岐市は、「西部こども園」の基本・実施設計を公募型プロポーザルで選定した結果、安井建築設計事務所名古屋事務所(名古屋市東区)に決めた。保育室の利用方法や園児送迎時の安全に配慮した配置の提案などが評価された。
19者の応募があり1次審査を10者が通過、2次審査を経て同社に決めた。委託内容は西部こども園新築の基本・実施設計(造成含む)、建設予定地にある西部支所と西部体育館などの解体実施設計、地質調査など。履行期間は2017年12月25日まで。
設計後は17年度内に西部支所などの解体と敷地造成工事、建築工事の発注を行う。開園は19年4月を予定している。
西部こども園は、下石保育園、山上保育園、下石小付属幼稚園を統合して新築する。敷地面積は7646平方b。施設内には乳児室、保育室、調理室、職員室などが入る。規模は設計で詰める。
建設予定地にある解体予定施設は西部支所、西部体育館、弓道場、西部老人福祉センター付帯作業所、子育て支援センター。規模は西部支所が鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て延べ853平方b。西部体育館が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1898平方bなど。
建設地は下石町1015ノ1他。
提供/建通新聞社