日立オートモティブシステムズ(東京都千代田区大手町 関秀明社長執行役員兼CEO)が、胎内市内の新潟工場で、製造工場を増設することが25日までに分かった。
ステアリング用鍛造部品工場の生産能力を増強するために、高野735−1の敷地内に新たな工場を建設する。規模はS造平屋建て延べ約6000平方メートルとなり、施工は同社のグループ会社に決まっているもよう。11月上旬にも着工となる見通しで、17年10月の完成を予定している。設計は日立建設設計(東京都千代田区内神田)が担当。
また、新潟工場では、将来的に素形材(鍛造技術)の研究開発拠点および新事務所棟の建設も検討しているという。