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北陸工業新聞社
2016/09/26

【石川】来月中旬に現場説明/日通能美の新拠点整備/2階建て2万平方メートルで

 日本通運(東京都港区東新橋1丁目、渡邉健二代表取締役社長)は能美市の能美工業団地で計画している新拠点整備で、施工者選定に向けて数社を指名した。10月中旬に現場説明を行い、11月中旬以降に見積もり徴集されるもようだ。
 建設規模はS造2階建て延べ約2万870平方メートル。自然災害などを見据えた事業継続計画(BCP)の一環で、大手メーカーなどの移転が顕著な南加賀地区の物流をサポートする。順調に行けば12月の着工、17年12月の操業開始を目指していく。設計は日通不動産が担当している。
 場所は能美市能美2丁目1番、2番の同工業団地北西側の2万5852・12平方メートル。市土地開発公社から用地を取得し、8月31日に土地売買契約を締結した。
 能美工業団地は国道8号小松バイパスの4車線化が進むほか、来年度末の完成が予定される北陸道(仮称)能美根上スマートICも近接し、交通の利便性が高い。

hokuriku