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建設経済新聞社
2016/09/26

【京都】木津川のニュータウン城山台に 福井のPLANTが進出

 JR木津駅東側のニュータウン、木津川市城山台に鰍oLANT(代表取締役社長三ッ田勝規氏、福井県坂井市坂井町下新庄15−8−1)の進出が決まった。
 同社は、ホームセンターとスーパーマーケットの複合業態のディスカウントストア、スーパーセンターPLANTを展開。京都府内では福知山市多保市にPLANT−3福知山店がある。
 進出場所は木津川市城山台2丁目1で面積は5万2466・45u。木津駅から城山台へのメイン道路の東西軸である木津駅前東線、南北軸の東中央線の交差部の北東側の大規模画地。
 用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)。城山台で唯一の商業地域で城山台の特定大規模小売店舗の立地はこの商業地域に限定される。
 この商業地域は木津川市が定めたゾーニングで「センターゾーン」に位置付けられており、ニュータウンの顔となる。
 当該大規模画地は都市再生機構(UR)西日本支社が進出条件提案方式で立地検討者を募集していたが、3月8日の期限までに応募がなかったため、3月9日から先着順による優先協議者の受付に移行していた。
 同社が月額賃料713万5437円で賃借する。
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 PLANTの進出予定地の近隣の大規模画地では宅地開発も予定されている。
 URが募集していた城山台の民間住宅事業者向け分譲用地の大規模な3画地のうち、2画地の落札業者がこのほど決まった。
 2画地はPLANTの進出予定地から西側、南西側に位置する。
 西側に位置するA区分の木津川市城山台1丁目1−1他の3万7500・84uをパナホーム−トヨタホーム−トヨタホーム近畿の3社JVが8億4887万2000円で落札した。
 南西側に位置するB区分の木津川市城山台8丁目3の4万1468・07uも同3社JVが12億1501万円で落札した。
 ともに用途地域は第二種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)。
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 ニュータウンの人口増加を見据え、城山台では社会福祉法人愛光福祉会運営の愛光みのり保育園が26年4月に開園、同保育園の東側隣接地に木津川市立城山台小学校が26年4月に開校。城山台小の北側には京都大学大学院農学研究科附属農場(木津農場)が28年4月に開校した。
 課題のアクセス面では、城山台へ北側からアクセスする道路として京都府が東中央線を新設する。木津川を横断する国道24号の泉大橋(383・6m)に交通が集中しているため、防災上の観点から緊急時の代替ルートとして木津川を横断する橋梁を新設し、これを南伸して城山台に接続する格好。新ルートの整備で交通渋滞の緩和も図る。
 人が住まう環境づくりが進展する中、商業施設というニュータウンの顔ができることで、まちづくりにさらに弾みがつきそうだ。