岡崎市は、矢作体育館の改修を計画しており、実施設計を開始した。改修内容などの詳細をまとめ早ければ2017年度の工事着手を目指す。実施設計は中京建築総合設計(岡崎市)に委託、設計期間は17年3月7日まで。
計画によると、主にアリーナに対する改修を中心に、トイレと周辺の改修などを予定している。アリーナでは、ステージの撤去や内壁の取り換えを予定。トイレは身障者などに対応するため、多目的トイレを設ける計画。現在の更衣室を縮小してスペースを確保する考えで、一体的な改修を予定している。
同体育館は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1186平方b。このうち、アリーナは651平方b。1981年に建築、老朽化が進んでいる。同市では、既設改修により対応、老朽化対策を進める方針だ。
今後は、設計とともに細部の改修内容などを詰める。工事費などを考慮しながら予算調整を進め、17年度事業での工事着手に向け予算化を図る。
所在地は宇頭町字小薮49。
提供:
建通新聞社