愛媛県は、8月に実施した一般競争入札で参加者がなく中止となった今治西高校武道場新築を設計図書の一部を変更し、10月に再公告する。また指名入札で9月に実施し、応札者がなく中止となった萬翠荘防災施設新築を近日中に再発注する他、16日の一般競争入札で参加者がなく中止となった今治北高校大三島分校本館など耐震改修は今後、再公告に向け検討がなされる。
入札が参加者・応札者がなく中止となった3件の規模は、今治西高校武道場新築が鉄骨鉄筋コンクリート一部木造2階建て延べ1072平方b。他、部室新築が鉄筋コンクリート一部木造2階建て延べ270平方b、仮設部室新築(解体含む)が鉄骨造2階建て延べ240平方b、既設武道場外解体が鉄骨造2階建て延べ781平方b。予定価格は3億9604万2000円だった。設計は宏朋(西条市)が担当。場所は今治市中日吉町。
萬翠荘防災施設新築は、消火用ポンプ室で鉄筋コンクリート造平屋8平方b。予定価格は1064万3000円だった。設計は花岡直樹建築事務所(松山市)が担当。場所は松山市一番町。
今治北高校大三島分校本館など耐震改修は、本館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1780平方b、体育館が鉄骨造平屋962平方b、武道場が同造平屋322平方b。予定価格は1億1408万7000円だった。設計は鳳建築設計事務所(松山市)が担当。場所は今治市大三島町。
提供:建通新聞社