福井県は9月補正予算案で、中高一貫校給食施設整備事業に1億4491万2000円を計上するとともに、限度額2億1264万4000円の債務負担行為(17年度)を設定した。
高志中学校・高等学校(福井市御幸)に給食施設を建設するもので、18年1月からの給食開始が目標。高校生にも給食メニューを提供するほか、ランチルームは学習室としても有効活用する。
現在、設計を進めており、規模はRC造2階建て延べ1192・44平方メートルを想定。ランチルームや厨房に加え、トイレ、更衣室、トレーニングルームも収容する。
整備にあたっては、まずプールおよび第1体育館付属施設を解体。解体にも未着手で、その工期には4カ月程度が必要と見込まれることから、本体着工は早くても年明け以降となりそうだ。
設計は建築を三輝設計事務所、設備を総合設備計画が担当。
今事業では当初予算に5951万8000円を計上。設計や調査を委託するとともに、1日には解体工事を制限付き一般競争で公告済み(20日開札)。なお、調理器具などは来年度以降、別途予算化される見通し。