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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/09/21

【群馬】近く工事14件、委託3件発注

県高崎土木事務所は近く、工事14件と業務3件を指名通知する。工事では、県道高崎渋川線の住吉町交差点北側付近で歩道再整備と電線共同溝の整備を行う。業務では、西毛広域幹線道路(西毛広幹道)高崎西工区で建物・立木などの調査と用地測量業務、6号跨道橋の詳細設計を委託する予定だ。
県道高崎渋川線(3・4・14高崎渋川線)大橋工区では、分割2号として歩道再整備工事を発注する。現場は、一貫堀橋からJR北高崎駅までの区間を対象とする。今回の工事では延長107・9mの区間で◇掘削工(V121・6立方m)◇排水構造物工(L251m)◇舗装工(A888・9u)◇歩車道境界ブロック(L18・2m)◇地先境界ブロック(L51・6m)を実施する計画だ。本年度から工事着手しており、分割1号はすでに発注済みで大野組(高崎市)が手掛けている。来年度は道路部の舗装工事を実施。自転車の通行や車道への出入りを円滑にするために、歩車道のセミフラット化を講じていく。
同線住吉工区では、電線共同溝の整備を進めていく。現場は大橋橋から大橋町交差点付近までの区間。工事では◇φ130o(L56・8m)とφ100o(L90・9m)の電力管(CCVP)◇φ200o(L18・4m)のボディ管(VP)◇φ150o(L21・4m)のフリーアクセス管(VP)◇プレキャストボックス1基を整備する。来年度は大橋町交差点から一貫堀橋付近までを対象に電線共同溝の整備を図る。県道高崎渋川線(大橋工区)の歩道再整備完了後、電線共同溝整備の進捗状況を見ながら、一括で道路部の舗装工事を行う見通しだ。共に来年度の完成を目指す。
県道藤木高崎線(連雀町)では、冠水対策として側溝の再整備を行う。延長49mの区間で◇ボックスカルバート工(L13m)◇暗渠型側溝(L30・6m)◇集水桝(3基)◇アスファルト舗装工(A27・7u)◇ブロック舗装工(A16・1u)を実施する。
西毛広幹道高崎西工区(箕郷町白川)では取り付け道路の整備を行う。現場は相の川西側で、2号跨道橋付近。延長180mを対象に落ち蓋式側溝(L120m)とコンクリートブロック積み工(A59u)、舗装工(A624・3u)を実施する。
舗装工事では、県道高崎駒形線(西島町ほか)と県道榛名山箕郷線(榛名湖町)、県道高崎東吾妻線(箕郷町松之沢)で行う。県道高崎駒形線は延長499・5mで、路面切削工(A3200u)と排水性アスファルト舗装工(同)。県道榛名山箕郷線は延長140mで、切削工(A700u)と土壌路盤再生工(同)、表層工(同)。県道高崎東吾妻線は社会福祉法人「はるな郷」付近(分割1号)の延長150mで、切削工(A825u)と土壌路盤再生工(同)、表層工(同)。松之沢峠付近(分割2号)の延長340mで、切削オーバーレイ工(A1870u)を実施する。
このほか、県道藤木高崎線(吉井町上奥平)で除草(A5000u)と伐木(A1000u)、伐竹(A300u)を行う。管内一円として県道高崎渋川線ほか(金古町ほか)では交通安全施設の維持補修工事を進める。「群馬の森(綿貫町ほか)」内の県道高崎伊勢崎自転車道線では延長140mの木製境界柵の撤去・設置工事を実施。国道17号聖石橋交差点付近(若松町)の3・4・10高崎駅観音山線(県道高崎神流秩父線)では、ソーラーLED式の歩道照明1基を設置する。
JRと交差する県道高崎駒形線(高駒アンダー)と国道354号(江木アンダー)では排水ポンプの設備更新を行う。高駒アンダーでは排水ポンプ2基などの交換工事、江木アンダーでは排水ポンプの始動用バッテリー1基の交換を予定する。
委託では、西毛広幹道高崎西工区の本郷町ほかで調査・測量業務と6号跨道橋の詳細設計に着手する。調査・測量業務は、建物調査(4棟)と立木調査(立木一式)、用地測量(A3万1000u)業務を行う。6号跨道橋は烏川橋梁の東側で、市道との交差部に建設する計画。橋長19・8mで、単径間PCプレテンホロー桁。下部工は逆T式橋台2基、基礎工は場所打ち杭2基を予定する。このほか、旧高崎・箕郷地域を対象に2回目の砂防基礎調査業務を委託する。メーンは土石流や急傾斜地などの土砂災害警戒区域243カ所で実施する。来年度以降も旧倉渕・榛名・吉井地域での調査を委託する見通しだ。