池田町は、老朽化した本庁舎について建て替え新築での整備を視野に入れ、基本構想の策定に乗りだす構えだ。9月補正予算案に基本構想策定関連費用として65万円を盛り込んだ。
稲荷地係の本庁舎は73年12月の竣工。建設規模はRC造3階建て延べ2078平方メートル。
14年度に隣接する開発センターとともに耐震診断を行った結果、地震で倒壊の恐れがあり補強の必要性を要すると指摘された(担当 走坂建築設計事務所・福井市三郎丸町)。
町によると、今年度中に役場内部で機能や建設費用などの調査・検討を重ね、基本構想ならびに基本計画の策定に向けた報告書を取りまとめる予定。来年度に基本計画策定業務を発注したい考えとしている。