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　金沢市は、今年度の高齢者福祉施設開設事業者の選定で、認知症対応型共同生活介護（グループホーム）をイデアーテ（金沢市）、社会福祉法人花木蓮（同）、エンジェル（白山市）の３者、軽費老人ホーム（ケアハウス）を社会福祉法人北伸福祉会（金沢市）に決定した。２０日に開かれた市議会市民福祉常任委員会で報告した。
　グループホームは１施設１８床とし、３日常生活圏域において各１施設を募集し、日常生活圏域「たがみ」（地区民生委員児童委員協議会担当地域―浅川、犀川、湯湧）でイデアーテ、「もろえ」（諸江、浅野川、川北）で花木蓮、「やましな」（富樫、伏見台）でエンジェルを選定した。
　建設予定地は、イデアーテが田上さくら１丁目１２３番地ほか２筆、花木蓮が諸江町中丁１５４番１ほか１筆、エンジェルが寺地１丁目９３番地ほか３筆となっている。
　一方、ケアハウスの定員は５０床で、市内全域を対象に１施設を募集し、北伸福祉会を選定。建設予定地は米泉町１０丁目１番１５９号ほか１筆。
　今年度の公募では、昨年度に応募がなかった日常生活圏域「くらつき」（鞍月、粟崎、金石、大野）、「ひろおか」（長田、西、長町、長土塀、芳斉）での地域密着型特別養護老人ホーム２施設も募集していたが、今回も応募はなかった。