国土交通省北陸地方整備局神通川水系砂防事務所は、蒲田川と平湯川流域の砂防施設整備に伴う設計を日本工営(本社東京都千代田区)に委託した。設計工期は2017年2月28日まで。平湯川流域では、白谷砂防堰堤2基の予備設計に入る他、岩坪谷の流路工予備設計をまとめる。17年度に詳細設計を別途委託しその後工事発注となるが、具体的な時期は未定。
今回委託した設計は、蒲田川と平湯川流域の各砂防施設整備に伴う設計。
平湯川流域は白谷砂防堰堤上流の7・8号の2基を設置する。2基とも幅80b。高さ14bで、重力コンクリート構造を想定している。
この他、貝塚砂防堰堤に流木対策施設を設置する。また、岩坪谷では流路工として護岸と床固めを行う予定。
蒲田川流域では、今後発注を予定している右俣谷第4砂防堰堤の工事用道路を付け替える。延長は1`。幅員3・5bの盛り土道路を整備する。
提供/建通新聞社