鳥羽市は、消防庁舎の建設工事を計画しており、基本設計を梓設計名古屋事務所(名古屋市中村区)に委託した。委託期間は6カ月。
船津町の現消防庁舎が位置する一帯は、震災時の津波被害区域に指定されているため、防災対策を目的に、庁舎を安楽島町内の高台である山地(市有地)に移転する。新庁舎の規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ約1500平方bを予定している。
2016年度中に基本設計をまとめ、順調にいけば17年度に実施設計を委託し、18年度からの工事着手を目指す。工期は2カ年で19年度中の完成を予定している。
また、造成工事に向けた設計業務も早ければ第2四半期中にも発注する計画で、16年度中に造成工事まで完了させたい考え。現在の方針では、新庁舎完成後に現庁舎は解体撤去する。
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建通新聞社