自動車用エンジン、ミッションなどの大型金型の設計製作を手掛けるサンユー技研工業(津市久居一色町265)は、同社隣接地への敷地拡張と工場増築を計画している。建築工事は、今後設計に着手し、順調に進めば2017年7月ごろの着手を目指す。拡張敷地の造成工事は先行して10月下旬以降に着手する計画。造成工事は日本土建(津市)が担当する。
計画では、現在の工場敷地北側の畑、家屋などの民地約1650平方bを新たに取得し、同社社員駐車場として整備する。その上で敷地内北西側の現在の駐車場を新たな工場用地に充てる。増築する工場は鉄骨造平屋700平方b程度を前提とし、導入する切削加工機などに合わせた配置計画、トレーラー動線も踏まえた施設位置、形状などを設計で詰める。現工場と一体化させ、効率性を高める考え。設備として新たに製品の積み下ろし用クレーン(30d)を設置する。
完成時期は、今後調整することになるが、18年4月を目標に進める考えだ。
既設工場は09年に津市高茶屋から全面移転したもので、規模は鉄骨造平屋1650平方b。
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建通新聞社