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　北陸地方整備局は、朝日温海道路１号トンネル工事を、ＷＴＯ（世界貿易機関）適用の一般競争入札で第４四半期の開札・契約を予定しており、早ければ、９月下旬ごろの公告を目指している。
　工事概要は道路トンネル延長１００７メートル、仮設工一式。場所が村上市大須戸地先。総合評価方式は「施工者と契約した第三者による品質証明」の試行対象となる。工事発注規模が３０億円以上５０億円未満。工期は約３９カ月。現在、総合評価方式の条件や施工実績などの参加要件を詰めている。
　朝日温海道路は日本海沿岸東北自動車道の一部を構成する、村上市川端から山形県境間の延長３４・１キロ。災害時における広域的な緊急物資輸送の代替機能の確保、第三次救急医療施設までの搬送時間の短縮、安定的な物流ルートの確保が目的。