日本工業経済新聞社(山梨)
2016/09/12
【山梨】南ア市、公共施設の再配置に取り組む
南アルプス市は公共施設の再配置で、本年度から3カ年を「集中取り組み期間」とし、各地区にある支所機能の強化や長寿命化を積極的に促進する。
甲西地区では支所の西側にある車庫を防災倉庫に改修し、甲西文化財調査事務所敷地内倉庫にある防災倉庫を移転させる。支所とこれに隣接する甲西農村改善センターも維持管理しながら地域の拠点化を進める。
八田地区においては、図書館やホールなどを備える八田高度農業情報センター(榎原800)に支所機能を移転。若草地区では、若草生涯学習センター(寺部725―1)に支所機能を移転させ、既存センターの諸機能を活用する。また、既存支所内に配置されている社会福祉協議会本所を若草健康センターに移転させる。
白根地区は地域の生涯学習スペースの不足を解消するため、支所に隣接して図書館機能を含む白根生涯学習センターを新設し、芦安地区では、芦安農林事業者健康管理センターに支所を移転させ、地域の公共サービスの向上を図る。