医療法人社団真仁会(五泉市愛宕甲2935番地2 佐藤弥生理事長)は、南部郷総合病院の移転新築に係る基本設計業務を、病院システム(東京都)に委託した。
五泉市村松地内の南部郷総合病院(RC造4階建て延べ1万1676平方メートル、診療科目8科、199床)が老朽化していることから、移転新築するもの。新病院は、五泉市役所に隣接する北日本脳神経外科病院の敷地内に新築する計画で、新病院は南部郷総合病院と北日本脳神経外科病院の機能を統合した病院となり、病床数は200床程度となる見込み。当初、18年春の着工、19年10月の開院を想定していたが、現在、計画の詳細を詰めており、変更となる可能性が高いという。
建設予定地となる北日本脳神経外科病院の敷地面積は1万673平方メートル。西棟と東棟で構成され、規模はRC造4階建て延べ9402平方メートル(診療科目3科、199床)。新病院の建設に当たっては、既存施設を解体した上で整備する方針で、西棟と東棟の一方を解体するか、両棟を解体するかについても検討が進められている。