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日刊建設工業新聞
2016/09/12

【鳥取】上古川高架橋(倉吉市)の設計着手 264b、橋脚7基など

 県中部総合事務所県土整備局は、国道313号倉吉関金のうち、倉吉市の上古川高架橋建設に伴う地質調査と詳細設計業務を建設コンサルタントに委託した。地質調査をサンイン技術コンサルタント、詳細設計を新日本技研・サイトウコンサルタントJVに委託しており、今年度末までに工事計画を固めて早期の着工を目指す。
 倉吉関金道路は、北条湯原道路のうち倉吉市小鴨と同市関金宿を結ぶ7`の自動車専用道路。1期計画として小鴨ハーフICと福山ICまでの3`間を先行して整備している。これまでに、小鴨2号橋(167b)の下部工事(橋台2基、橋脚4基)が完成しているほか、今春からは小鴨1号橋(4プラス5径間の連続中空床版橋。橋長263b。逆T式橋台2基と壁式橋脚8基)の下部工築造や地盤改良、水路ボックスの工事も本格化しているほか、ルート上では埋蔵文化財の調査も進んでいる。
 上古川高架橋は、小鴨1号橋の南側に築造する橋長264bの構造物で、上部工は4+4径間連続PC中空床版橋。下部工は逆T式橋台のほか、逆T式の橋脚が7基で基礎は場所打ち杭。同県土局道路整備課では、これまでに地質調査と詳細設計の委託業者を決定。近く本格的な調査が始まる。