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　埼玉県電業協会（岡村一巳会長）は７日、１級電気工事施工管理技術検定実地試験受験準備講座を建産連研修センターで開講した。講師はケイ・教育企画サポート事務所代表の小泉一夫氏。出題傾向の予想のもと、模擬試験で解答能力を養い、きめ細かな個人別学習指導を行うことで合格を目指す。
　４日間コースの初日、小泉氏はあいさつで「学科試験では大勢の方が受かり、全国平均を上回りました。法律の改正などで年々基準が厳しくなり試験も難しく問題数も多くなっています。今回初めての人も実地試験を経験している人もいると思いますが、経験している人は再度復習のために聞いていただきたい。行き当りばったりというわけにはいきませんので試験に備えましょう」と合格へのサポートを約束し、指導を開始した。
　この日はまず、ガイダンスに沿って出題範囲、記述式解答書や施工経験記述の作成方法など初歩的な説明を行い、午後から模擬試験に臨んだ。４日間にわたり、毎回模擬試験を行い、解答の添削、個人別学習指導などを行う。模擬試験では施工経験記述、法令、施工管理、用語の定義などについて過去に出題された問題を参考に試験問題の傾向を探り、受講者に合わせた対策を講じる。