金沢市は、今年度の高齢者福祉施設開設希望者の公募で現在、最終的な選考作業を進めており、今月中に事業者を決定する見通しだ。
今年度の公募対象施設は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)3施設、地域密着型特別養護老人ホーム2施設、軽費老人ホーム(ケアハウス)1施設。
グループホームは1施設当たり18床で、対象となる日常生活圏域は「たがみ」(地区民生委員児童委員協議会担当地域―浅川、犀川、湯湧)、「もろえ」(諸江、浅野川、川北)、「やましな」(富樫、伏見台)。各圏域で1施設を募集し、6月末締切時の応募者数はたがみ4者、もろえ5者、やましな2者。
地域密着型は1施設29床。昨年度の公募において応募がなかった圏域の再公募となり、対象は「くらつき」(鞍月、粟崎、金石、大野)、「ひろおか」(長田、西、長町、長土塀、芳斉)で各1施設としていたが、今回も応募はなかった。
ケアハウスは50床の施設で、市内全域を対象としており、3者が応募している。