日刊建設工業新聞
2016/09/07
【鳥取】国と鳥取・島根・岡山3県、民間団体/大山隠岐国立公園満喫プロ事業 5カ年計画で総額20億規模
環境省は、大山隠岐国立公園を国立公園満喫プロジェクトのモデルケースとして選定したことを受けて、大山隠岐国立公園満喫プロジェクト地域協議会を、5日午後1時から米子市麹町、西部総合事務所で開き、関連省庁、鳥取県・島根県・岡山県ら関連行政機関と民間団体から約50人が出席した。
まず、事務局がプロジェクト内容、地域協議会の設置について、今後のスケジュールについて―の3点を説明した。11月上旬の第2回会議までに重点取り組み地域を設定し、12月末の第3回協議会で重点取り組み地域の事業方針を決定するとした。2017年度以降に各主体によって決定した取り組みを実施。20年までを目途に事業を進める。また、地域部会を開き、具体的な整備の方向性を検討するとした。説明を受けた後、出席者による意見交換があった。
県では、9月補正予算案で同プロジェクトについて2億6000万円を予算計上しており、5年間で総額20億円規模の予算編成を進める計画としている。