下益城郡美里町(上田泰弘町長)と熊本県退職者建設技術協会(松永卓会長)は8月31日、同町中央庁舎で災害支援活動に関する協定を締結した。同協会は県庁を退職した技術者OBの集まりで、災害支援で協定を結ぶのは美里町が初めて。
支援活動では、平成28年発生の熊本地震と豪雨災害に関し、公共土木施設等の応急対策や災害復旧に係る設計等の技術的助言を行う。期間は、対象災害工事が完了するまでとしている。
上田町長は「皆さんは豊富な知識と実績・経験を持つ百戦錬磨の方々。自治体職員も減り手が回らない中で、知恵を頂き、指導して頂くということは、作業がより正確に早く進む」と感謝した。
松永会長は「常駐でお手伝いさせて頂けたらいいが、ポイントポイントで技術的なアドバイスができたら」と話していた。
提供:
西日本建設新聞社