大阪府の建設事業評価審議会は、2016年度の事前評価対象事業として、「八尾富田林線(八尾藤井寺工区)街路事業」「大阪岸和田南海線(上町工区)街路事業」「大阪和泉泉南線道路改良事業」「茨木亀岡線西河原西交差点改良事業」の4件を追加した。今後、同審議会で検証を進め、それぞれ17年度から詳細設計などに着手する方針だ。
八尾富田林線(八尾藤井寺工区)は、八尾市道木ノ本田井中線〜府道堺大和高田線までを結ぶ道路。整備延長は3900b。幅員は25bで、4車線、両側に自歩道を設置する。また、橋梁2橋を建設する。17〜19年度に用地測量・詳細設計を行い、20〜26年度で施工する。事業費は約209億4000万円。
大阪岸和田南海線(上町工区)の整備延長は700b。幅員は22bで、4車線、両側に自歩道を設置する。17〜18年度に用地測量・詳細設計、18〜22年度に物件調査・用地買収、21〜23年度で施工する。同工区の南北両工区は供用済み。事業費は約24億6000万円。
大阪和泉泉南線の整備延長は600b。幅員は22bで、4車線、両側に自歩道を設置する。また、橋梁2橋を建設する。17〜18年度に用地測量・詳細設計を行い、20〜22年度で施工する。事業費は約25億7000万円。
茨木亀岡線西河原西交差点改良事業では、交差点の立体交差化を行う。整備延長は340b。幅員は7・5bで、2車線。17年度に詳細設計を実施し、17〜19年度で施工する。事業費は約13億円。
提供:建通新聞社