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建通新聞社(神奈川)
2016/09/05

【神奈川】横浜ベイサイドマリーナの開発事業者を公募

 横浜市港湾局は9月5日、横浜ベイサイドマリーナ地区A・C・D街区(金沢区、面積約3・2f)の開発事業者を公募すると発表した。土地の購入を基本に、三つの街区の一体的利用で店舗やレストランなどの商業施設を整備してもらう。単独企業または企業グループから11月18日まで事前の「登録」、11月30日まで開発構想の「提案」をそれぞれ受け付けて審査し、2017年1月に事業予定者を決める考え。
 対象は横浜市金沢区白帆2ノ2他にある▽A街区=6944平方b▽C街区=1万9643平方b▽D街区=5356平方b―の3街区で総面積3万1945平方bで、準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)に指定。1997年度に事業用定期借地権設定契約(定期借地契約)で土地を借り受けた三井不動産が、アウトレットモール「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」を設置・運営している。
 18年3月31日に現在の定期借地契約期間が満了するため、同年4月1日からの開発事業者を公募することになった。
 売買代金51億9109万9875円(3街区合計、8月1日時点)による土地の購入が基本。定期借地契約(月額賃料1875万1850円)も認めるが、提案をめぐる評価は土地の購入より低くする。また、街区ごとに土地の購入と定期借地契約を使い分けたり、土地の購入と定期借地契約とで複数応募したりすることはできない。
 具体的な開発条件は「人々が憩い、くつろぎ、海を楽しむアーバンリゾートの創造」を目指す同地区にふさわしい「店舗やレストランなどの商業施設」としている。
 「横浜市埋立事業用地処分等事業者選定委員会」の答申を基に、2017年1月に事業予定者を決定。決定日の翌日から6カ月以内に予約契約、1年以内に基本計画協定と本契約を結ぶことにしている。
 提供:建通新聞社