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　新潟市は、新通小学校分離新設校基本設計を、１０月にも公募型プロポーザルで公告し、１６年内に設計業者を特定したい考えだ。
　同小学校は生徒数が１０００人を超える大規模校で、敷地内にプレハブ校舎を設置して教室を確保している状態。分離新設校を設置することで、適正規模による教育環境の改善を図る。開校予定の２０年度の児童数・学級推計によると、分離後の新通小学校が５１８人の１８学級、新設校が５２３人の１９学級となる。建設候補地は、「ケンタッキー新潟新通店」裏手の西区大野字村中１３７番ほか１７筆（敷地面積約１万６２００平方メートル）。
　当初予算には、事業費５億３５００万円を計上。きょう５日から始まる９月議会に建設用地取得の議案を上程。また、同日、建設予定地造成設計業務委託を通常型指名競争入札で開札する。順調にいけば、１７年度には実施設計に取り組み、１８年度から２カ年で建設工事を見込んでいる。