都築教育学園(都築美妃枝理事長)は、第一幼児教育短期大学および付属第一幼稚園の移転を計画。
現在、鎌田建設で既存建物の解体と敷地造成を進めており、10月の本体着工を目指す。2017年4月の幼稚園機能の移転後、短大を含めた最終的な完成は10月ごろとなる見込み。設計は東条設計が担当。
整備地は、霧島市国分中央1−10−2に大学や短大などが併設されている学園キャンパス内。基本計画となるキャンパス魅力化計画によると、第一工業大学駐車場付近に敷地を造成し、短大・幼稚園・大学が使用するS一部SRC造6階建ての短大棟と、幼稚園が使用する同2階建ての保育棟を整備。総面積は7010uを想定しているが、最終的な内容については変更の可能性もある。
移転は、現在の短大と幼稚園施設の学園敷地が県道新町線高架化工事の整備計画の区域に該当するため、県から期限として来年6月末までに立ち退きを要求されたことから計画。これに合わせて他施設の整備も進めていく。