日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/09/01
【埼玉】埼玉県測量設計業協会が県に要望書
埼玉県測量設計業協会の幹部は8月31日に県庁を訪れ、細沼英一会長が浅井義明県土整備部長に▽会員業者の優先活用▽公共工事予算の確保▽維持管理資料作成の推進▽地籍調査の推進▽業務発注の平準化−の5項目を柱とする要望書を手渡した。
細沼会長はこのほか担い手確保についても触れ、協会の課題としてなかなか若手が入職してこない状況を説明。県のフォローアップを要請した。
これに対し浅井部長は「提出いただいた要望書については、9月9日の意見交換会の場で県の考えをお伝えさせていただきます」と述べた。
また担い手の問題には「労務単価を上げたりしていますが、どこでも同じように構造的な問題となっています。県でも毎年技術系職員が定員割れで募集人員に満たない状況が続いており、良い知恵があればお借りしたい」などと応じた。