全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

社会福祉法人昭和ゆたか会（後閑美雪理事長、昭和村）は昭和村貝野瀬に高齢者介護施設「ｏｒｉｏｎ」（オリオン）を新設する。Ｗ造平屋の「ひとつ星」と同２階建ての「ふたつ星」、「みつ星」の３棟で構成。本年度は「ひとつ星」と「ふたつ星」の２棟を建設する。既に沼田市、前橋市、渋川市のＡクラス７業者に指名通知を行っており、９月中旬に開札。設備工事を含め一括で発注する。年度内に完成する予定。
今回建設する２棟のうちひとつ星はＷ造の平屋建て。延べ床面積は１７６�u。車いすの利用を想定して各所にスロープや手すりを設置し、広めの通路を設ける。２基のトイレ（洋式、３・３�u）や浴室などもバリアフリー。居室（約11�u）は６部屋で、居間・食堂（約16�u）、厨房（約10�u）、洗面所（約７・５�u）、脱衣所（約６・５�u）、事務所（約10�u）などを備える。
ふたつ星はＷ造の２階建てで、延べ床面積は２８５�u。１階と２階がそれぞれ独立したユニットとなっている。各階に居室（約11�u）を５部屋、居間・厨房（約20�u）、洗面室（約５�u）、脱衣所（約４�u）、浴室、事務所を設け、トイレ（約１・５�u）は２基設置する。両棟共に年度内の完成を目指している。この２棟には既存施設の利用者を中心に入所する予定だ。
来年度建設予定となっているみつ星もふたつ星と同じような構造。５部屋ずつの２ユニット構成とする。来年度の工事発注、着工を予定しており、同年度末の完成を目指す。
３棟合わせた延べ床面積は約７５０�u。設計は田村建築設計工房（渋川市）が手掛けた。
建設地は沼田市立利南東小学校の南東約１・３�qに位置する。障害福祉サービス事業所「星夜の森学舎」（貝野瀬８１３）の道路を挟んだ向い側で、現在同事業所などの駐車場として利用している。新築にあたり今後造成を行う予定だ。
新施設の名称はいずれも仮称。