三井不動産株式会社(東京都中央区日本橋室町2ノ1ノ1)と長島観光開発(三重県桑名市長島町浦安333)は、三井不動産商業マネジメントが運営するアウトレットモール「三井アウトレットパークジャズドリーム長島」の第5期開発計画を発表した。設計・施工は三井住友建設(東京都中央区)が担当する。着工は10月を予定。17年秋の開業を目指している。
第5期開発の建設地は桑名市長島町浦安368ほかの同パーク南側。敷地面積は約6200平方bで、既存施設分の4万8800平方bと合わせ、全体の敷地は約5万5000平方bとなる。施設規模は鉄骨造2階建てで、延べ約1万0500平方bを増床。既存の延べ約5万9500平方bと合わせ、総延べ床面積は約7万平方bに拡大する予定だ。
店舗面積は既存の3万9800平方bに約6200平方bを加え、約4万6000平方bに拡大。店舗数は約40店舗増え、施設全体で約280店舗となり、日本一の店舗数を持つアウトレットモールになる見通しだ。
また、第5期開発計画に合わせて、既存施設の改修や店舗入替の大規模リニューアルも実施する。オープンから約15年が経過する第1期部分では、壁面デザインやオブジェの変更など環境デザインをリニューアル。モールの利便性と回遊性をより高めるために、エレベーターやエスカレーターなどの増設・移設も行う。大規模リニューアルの開業は2段階に分けて行い、17年春に第1弾オープンを、5期開業と同じ17年秋に第2弾のオープンを予定している。
提供:
建通新聞