新潟県は8月31日、9月補正予算案の概要を発表した。
一般会計に490億5400万円を追加し、同会計累計額は1兆3584億6300万円。泉田裕彦知事は会見で「ポイントは国経済対策への対応と県独自対応の2つ(地方創生の取組み、県民の安全・安心の確保)。農業農村の持続的発展に向け老朽化設備の対応や、地域の競争力強化を図る社会資本整備を実施する」と話し、防災減災対策や地域医療の確保などにも力を込めた。
主な内容は次の通り((新)は新規)。
▽(新)県央基幹病院新築 9345万7000円
・基本設計(建築・造成) 3303万円 ※債務負担行為7708万7000円(17年度)
・地質調査 3519万8000円
・用地測量 2250万8000円
・プロポーザル審査等 272万1000円
▽(新)妙高警察署建築調査費 386万8000円(建替えに向けた用地測量調査など)
▽県営経営体育成基盤整備 75億6130万円
▽原子力防災対策 15億100万円
▽橋りょう、隧道維持修繕 10億6600万円
▽高校大規模・耐震改修費 4億5440万9000円(3カ所)
▽少年自然の家建設費 1億3232万8000円
▽(新)新潟食料農業大学新設支援 債務負担行為6億8091万9000円(17|23年度)
▽震災対策農業水利施設点検・調査計画 5億9612万5000円