全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　御在所ロープウエイ（本社―菰野町湯の山）は、駅舎やゴンドラなどを対象に大規模な改修工事を計画、２０１７年度の施工着手に向け、16年度は改修を実施する概要を取りまとめ、設計を行う。総投資額として約10億円を見込んでいる。施工は17年度から２カ年で進める意向。
　工事は、「湯の山温泉駅」と「山上公園駅」の各駅舎内にエレベーターや手摺りを設置するバリアフリー化がメインとなる。トイレや内装の改修も行う。
　併せて、30台のゴンドラのうち、数台を更新する他は座席シートの張り替えや塗装の塗り替えを行う。建築後50年以上を経過し老朽化しているレストランアゼリアの移転も検討している。
　施工者の具体的な選定方法は今後検討するが、特命発注とする見通しだ。
　同社では周辺で整備が進む新名神高速道路の供用のタイミングに合わせて改修を実施し、ロープウエーの乗客数などの増加に弾みをつけたい考え。

提供：建通新聞社