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　中津川市は、２０２３年度の完成を目指している「神坂パーキングエリア（ＰＡ）・スマートインターチェンジ（ＩＣ）」整備事業について、実施計画書策定業務を10年度に予備設計を担当した中央コンサルタンツ岐阜事務所（岐阜市）に委託した。委託期間は17年３月末まで。
　16年度は、実施計画書の策定を進める中で施工スケジュールや概算事業費を詰めるほか、16年度第１回の準備会を９月末に開く。17年度に事業認可の取得と詳細設計を委託する方針だ。
　神坂スマートＩＣの新設は、市内の神坂、山口、坂下地区へのアクセス向上や馬籠地区への観光客誘致を図るために08年度から検討を進めていたが、一時計画がストップしていた。15年度に国土交通省がＩＣの必要性を直轄で調査する「準備段階調査」を行ったことがきっかけで準備会が設立され、15年度末に地元の同意が得られたことから事業を再スタートした。
　計画では、中央自動車道の上下線にある神坂ＰＡの双方で利用できるスマートＩＣを新設する。地形が険しいため、付帯道路や橋梁などを合わせて整備する。事業主体は料金所から内側をＮＥＸＣＯ中日本、外側を市が担当する方針で、実施計画の中で詳細を詰める。

提供／建通新聞社