建通新聞社(神奈川)
2016/08/30
【神奈川】神奈川県 県庁分庁舎新築 WTO対象で公告 3者JV
神奈川県総務局は30日、WTO対象工事として「分庁舎新築工事(建築)」の一般競争入札を公告した。入札参加は3者JV。確認申請書などを9月13日まで受け付ける。入札・開札は10月31日。
3者JVの構成員は建築一式工事の競争入札参加資格を有し、代表構成員が建築一式工事の経営事項審査の総合評定値が1350点以上。その他の構成員は1030点以上の者と920点以上の者。いずれかの構成員について経審の「建築一式」に係る完成工事高の「2年(または3年)平均」が25億円以上あることなど。
予定価格の範囲内で最低の価格をもって有効な入札をした者を落札者とする。低入札価格調査制度を適用。最低入札価格が低入札価格調査基準価格を下回った場合には調査し落札者を決定する。
工事場所は横浜市中区日本大通5ノ1。工事の概要は、神奈川県庁分庁舎新築工事の建築工事と昇降機設備工事、既存分庁舎地下躯体・地下埋設物除却工事。工種は建築一式工事。完成期限は2019年3月15日。入札担当部署は、総務局総務室経理グループ。
新分庁舎の計画規模は、鉄骨(CFT柱)一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上13階(塔屋1階)建て延べ1万2049平方b。建築面積は995平方b。建物の高さは59・92b。建物の基礎部分に免震装置を設置。電気設備や自家発電設備を最上階に設置。建物の外壁には薄膜太陽光電池を設置する。設計は石本建築事務所横浜事務所(横浜市中区)が担当。
提供:建通新聞社