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建通新聞社(中部)
2016/08/29

【岐阜】本巣市の真桑・弾正2幼児園再整備 年度内に方向性

 本巣市は、「真桑幼児園」と「弾正幼児園」の再整備を計画している。2016年度中に現地で建て替えるか移転新築するかなどの検討を進め、何らかの方向性を打ち出す意向だ。順調なら17年度当初予算に測量調査など関連費用を盛り込み、事業の具体化を目指す考えでいる。現在の真桑幼児園
 同市によると、両園ともに共通した課題があるという。その中でも現地建て替えの場合には仮設園舎をどうするか、移転新築の場合には用地が課題となってくる。このため、17年度に現地や移転候補地の測量調査に着手したいとしている。
 真桑幼児園は1986年3月に完成。その後、91年と03年、09年に増築されている。弾正幼児園は88年2月に完成。03年、09年に増築されている。両園とも耐震強度はあるものの、真桑が築30年、弾正で築28年が経過し、老朽化しているほか、増築を繰り返し利便性や手狭となったグラウンドも課題となっている。
 市は、新たな園舎の規模について、両園とも現在の定員を基準とする予定だ。真桑の定員は226人、弾正の定員は230人。
 真桑幼児園の現施設規模は、鉄筋コンクリート造2階建て(一部平屋)と鉄骨造平屋で、延べ床面積が1461平方b。敷地面積が3761平方b。所在地は宗慶357ノ1。
 弾正幼児園の現施設規模は、鉄筋コンクリート造2階建て(一部平屋)と鉄骨造平屋で、延べ床面積が1228平方b。敷地面積が3500平方b。所在地は政田2206。
 両園の再整備は、今年3月に無投票当選を果たし、3期目を迎えた藤原勉市長の公約に盛り込まれており、今後4年以内の着工が期待されている。

提供/建通新聞社