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　越谷市は御料堀ポンプ場（弥栄町１−１９５−１２３）の耐震化を図り、長寿命化に向けた計画を策定する。耐震化は目視による劣化状況把握など基礎調査に加え、土木施設・建築施設・建築設備・機械設備・電気設備の耐震性能評価、補強案など詳細診断を行う。長寿命化計画については▽ライフサイクルコスト比較▽改築基本方針検討▽年度別事業実施計画策定▽長寿命化計画書作成――などを行う。
　御料堀ポンプ場の各設備は老朽化しており、今後、維持管理費・改築更新費増大が予想される。そこで、ストックマネジメントの考え方を導入し、施設の延命化と維持管理や改築更新の費用の平準化などを図り、長期的な管理経費抑制を図るため、予防保全型の設備管理に取り組む。
　御料堀ポンプ場は１９８８年供用開始。排水区域は御料堀排水区の３０２haで、排除方式は分流式雨水。対象施設は流入渠、沈砂池・ポンプ室、流出渠、吐口。いずれも構造はＲＣ造で、基礎形式は杭基礎。竣工は１９８５年度。沈砂池ポンプ室の規模は地下１階地上２階建て、延べ床面積５６５・５�u。
　業務は９月６日に委託する。納期は２０１７年２月28日。