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　国土交通省九州地方整備局は、2016年度から鹿児島第３合同庁舎に新規着手する。設計者の選定に当たり、公募型プロポーザル方式の手続きを実施した結果、梓設計を特定した。近く契約する。履行期限は17年８月31日まで。
　業務名は「鹿児島第３合同庁舎（28）設計業務」。建設場所は鹿児島市山下町で、建物規模がＲＣ造地上５階地下１階建約１万2400�u。現存する鹿児島法務総合庁舎と鹿児島地方法務局は築後40年以上の施設もあり、老朽化が著しく執務室も狭いほか、耐震性能も不足している。
　建設費43億円を見込み、工事は２期に分けて行われる。プロポーザルには、松田平田設計、佐藤総合計画、山下設計も参加した。なお、敷地調査は日本ジオテックに委託済み。
　また、16年度からは港湾合同庁舎の建設を開始する。場所は同市浜町の鹿児島国道事務所横。秋ごろに建築、電気設備、暖冷房衛生設備の計３件を発注予定。建物規模はＲＣ造８階建5279�u。16−18年度の３カ年計画。全体事業費は24億4800万円を見込む。