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　笛吹市は、市議会第３回定例会へ提出する補正予算案を発表した。一般会計は２億８６０８万５０００円の追加。共選所への設備追加や温泉街イルミネーション設置への増額などが盛られ、お試し移住に関する条例改正などの議案も含め、定例会が審議する。
　定例会には、補正予算案19件、決算認定19件、条例案６件、報告２件を上程する。一般会計補正案は、国庫負担金などの返還のほか事業費増額、施設修繕費を中心に組んだ。
　主な歳出は、一宮で春に開所したＪＡ統合共選所への氷感庫設置費用（地域農業振興事業で８６０万円）、石和商店街の街灯ＬＥＤ化（商店街施設整備事業で３００万円）、地方創生推進交付金を活用しての温泉街イルミネーション増設や誘客対策（温泉街活性化促進事業で１０００万円）。そのほか農業施設整備の２５９２万円、小学校に７００万円、中学校で１２０万円、社会教育に２８０万円、体育に４６０万円などの整備事業費を予算化している。
　条例案では、芦川地区の教員住宅をお試し住宅としての活用、入札監視委員会の設置に伴う一部改正を上程している。芦川地区の教員住宅は合計６戸あり、補正予算案では住宅修繕費用も対応している。
　関連事業における主な歳出は次のとおり。（単位：千円）
　◆移住・定住促進事業＝５、０６６
　◆庁舎等維持管理事務＝６、９１２
　◆地域密着型サービス事業＝４、３８４
　◆境川増進・保健センター管理費＝１、３００
　◆地区水道事業費＝１、３５０
　◆鳥獣害等防止対策強化事業＝４、５００
　◆地域農業振興事業＝８、６００
　◆農業施設整備事業＝２５、９２０
　◆資源保全事業＝２６、２１６
　◆商店街施設整備事業＝３、０００
　◆温泉街活性化促進事業＝１０、０００
　◆道路維持管理費＝３４、７１６
　◆石和温泉駅周辺施設維持管理事業＝２、０００
　◆小学校施設整備事業＝７、０００
　◆中学校施設整備事業＝１、２００
　◆社会教育施設整備事業＝２、８００
　◆体育施設整備事業＝４、６００
　◆学校給食調理施設整備事業＝２、６００
　◆地域振興基金積立金＝１、２１４
　◆まちづくり基金積立金＝３、６５５