建通新聞社(神奈川)
2016/08/25
【神奈川】川崎市 東扇島のコンテターミナル 再整備へ方針
川崎市は、川崎港東扇島のコンテナターミナル(23・8f)について、将来見込まれるコンテナ需要に対応した新たな荷役機械の導入と計画的なヤード再整備を検討する。また。2014年11月に港湾計画に位置づけたコンテナ3号岸壁と背後の港湾関連用地(5・9f)については、荷役方式と施設整備の方針を検討する。
「コンテナターミナル再整備検討」業務として東光コンサルタンツ横浜営業所(横浜市中区)に510万円で委託した。履行期限は17年3月17日。
東扇島のコンテナヤードの年間取扱い量(15年4月〜16年3月)は約10万TEU。将来的にも増加が見込まれコンテナヤードを計画的に整備していく必要がある。そこで、現在使用しているレール式のトランスファークレーンをタイヤ式に変更するとともに、コンテナを3〜4段まで重ね積みができるようにターミナルを再整備する方向で検討する。検討した事業スケジュールに沿って整備を進めるため予算化を図っていく。
提供:建通新聞社