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　「文化ホール等複合公共施設」の早期整備を目指す藍住町は、７月に方針を打ち出した設計内容の見直しについて、修正設計業務を外注することに決め、19日までに県外の設計事務所５者に指名通知した。入札予定日は８月31日。修正の委細の内容は契約する段階で設計者と協議し固める。契約後は２０１７年３月末までの施工業者との工事請負契約成立を見込み、必要な作業を進めていく。
　指名５者の内訳は、梓設計大阪支社（大阪市北区）、石本建築事務所大阪支所（同中央区）、教育施設研究所大阪事務所（同北区）、東畑建築事務所（同中央区）、山下設計関西支社（同中央区）。現時点で延べ床面積の変更は求めず、文化ホールの席数や各種事務スペースの面積は現状以上、備品などを除く建設費は税別34億８０００万円程度を求めることにしている。
　設計の見直しと設計者の変更は、これまで３回行われた工事入札が不調に終わった結果などを踏まえ、石川智能町長が７月28日の町議会全員協議会で示していた。現行設計案は久米設計大阪支社（大阪市西区）が担当。施設の計画規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造２階建て延べ５４５３平方�b。６４４席の文化ホールなどが特長。
　建設地は奥野字矢上前32ノ１。

提供：建通新聞社