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建通新聞社(中部)
2016/08/23

【岐阜】多治見市が設備更新 ごみ処理などの三の倉センター

 多治見市は、三の倉センターの「ごみ焼却場」と「リサイクルプラザ」の設備更新工事を2017年度から9カ年で行う。全体事業費は約20億円。17年度は焼却場のごみクレーンのレール部分と反応器の更新工事を性能発注で行う方針。
 全体計画の対象は空調設備、計装設備、排ガス熱を使って蒸気を作るボイラ、ろ過式集じん機のフィルターの更新など。設備の老朽化に伴い、焼却場の設備を中心に更新工事を行っていく。
 焼却場は一般都市ごみ、下水汚泥、し尿汚泥の処理を行っており、処理能力は1日最大170d。処理方式は直接溶融・資源化システム。
 リサイクルプラザは破砕ごみ、粗大ごみ、缶、ビン類の処理を行っており、処理能力は1日最大34d。
 焼却場とリサイクルプラザは1棟で構成。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上5階建て。
 所在地は三の倉町猪場37。

提供/建通新聞社