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　福井県は、一般国道３６５号、南越前町板取における道路改良事業について、１６年度からの新規事業として採択した。
　全体事業費は３０億円を予定しており、２２年度の完成を目指す。
　全体延長は１２５０メートルで、幅員は６・０（９・０）メートル。初年度は測量や地質調査、道路設計を進めている（帝国コンサルタントが担当）。１９年度の工事着手を予定している。
　３６５号は滋賀県と嶺北地方を結び、産業、経済、文化交流の面からも重要な機能を有する幹線道路。しかし、板取区間は地形の急峻な山間部であり、幅員が狭小で線形不良個所が多く、縦断勾配が急なため道路交通に支障をきたしている。また、豪雪地帯であり冬期間は通行止めとなる現状を踏まえ、当区間の改良を行うことにより、安全で円滑な道路交通の確保、冬期通行止めの解消を図る。