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　鹿児島港臨港道路（鴨池中央港区線）の計画は、事業化に向けた調査を急いでいる。県では、鴨池港周辺で取り付け道路およびふ頭再編予備設計を委託した。一方、九州地方整備局鹿児島港湾・空港整備事務所は土質調査等を行っている。
　県の業務名は「鹿児島港（鴨池港区）県単港湾整備測量設計委託」。建設技術コンサルタンツが担当する。内容は、予備設計のほかに、路線測量や用地調査、小型船在港調査を予定。期限は2017年３月10日までを見込む。
　国は、事業化調整調査費を計上。調査内容は具体ルートや橋梁の構造形式などの道路諸元の決定とともに、交通安全対策にかかる地元調整など事業化に向けた調査・検討を行う。
　起点は臨港道路鴨池港線、終点は臨港道路人工島巡回線。橋梁へのアプローチとなる鴨池港区側と中央港区側の一部を埋め立てる。橋梁部分の延長は約１km。県では、直轄での整備を要請している。