建通新聞社(神奈川)
2016/08/19
【神奈川】新綱島駅周辺の区画整理、駅前再開発の都計案 23日の市都計審へ付議 横浜市
横浜市は8月23日に開く市都市計画審議会に、相鉄東急直通線・新綱島駅(港北区)の周辺で実施する市施行の土地区画整理事業や、組合施行による新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業の都市計画案を付議する。了承が得られれば9月にも決定告示する見通し。区画整理は2017年度、再開発は18年度の着工を予定している。
新綱島駅周辺の市施行区画整理は港北区綱島東1丁目地内の約2・7f(地権者25人)で実施するもの。都市計画道路の▽東京丸子横浜線(綱島街道、幅員20b)▽綱島日吉線(幅員15b)▽綱島東線(幅員17b)―や狭あい道路の整備・拡幅、民有地の敷地整序、新綱島駅の地下駅舎〜地上の空間を利用した約1000台収容の地下駐輪場整備(別事業)などが目的だ。
16年度内に事業計画も決定し、17年度の仮換地指定を経て同年度内に着工。20年度の工事完了と換地処分を目指す。
また、新綱島駅前地区の再開発は区画整理エリア内の約0・6f(権利者12人)に地下1階地上28階建て延べ床面積約3万5900平方bの施設建築物を建設。約240戸の住宅や商業・業務・公益の各施設、駐車場などを配置する。17年度の組合設立と権利変換計画の認可、18〜19年度の工事を予定している。
市都計審にはこの他、17年度に着工予定の新市民病院をめぐる都市計画変更案(病院の位置、三ツ沢公園の公園区域)や、西区と泉区の都市計画マスタープランの改定案などを諮る。
提供:建通新聞社