トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2016/08/19

【高知】高知県 土佐清水合同庁舎建築は17年度第1四半期

 高知県土木部は、土佐清水合同庁舎を高台移転するため、2017年度当初予算に建築工事費を計上し、17年度の第1四半期中に建築主体、電気設備、機械設備などを分離して一般競争を公告する予定。
 基本設計が完了した段階での規模は、鉄筋コンクリート造3階一部4階建て延べ約1890平方b。1階に駐車場、倉庫、外来用トイレなど、2階に幡多土木事務所土佐清水事務所、漁業取締船など、3階に倉庫、書庫、会議室、土佐清水漁業指導所などを配置。4階は電気機器が入る機械室を置き、あとは屋上となる。概算工事費は約8億円。単年度での完成を目指すが、防災無線の設置に向けた用地取得が一部あり、状況によっては18年度に少しずれ込む可能性がある。
 現在、土佐清水市西町4ノ5にある土佐清水合同庁舎は沿岸部にあり、南海トラフ地震発生時には津波浸水が想定され、浸水解消後も事務所機能が果たせないとみられている。そのため、土佐清水市街地の北側に造成されている清水第三土地区画整理事業の区域の一部に高台移転する。建設地は土佐清水市土佐清水第三地区19ノ2街区1符号、清水中学校の北東側。
 基本・実施設計はハウジング総合コンサルタント(高知市)が担当。12月までの予定で実施設計が進められる。

提供:建通新聞社