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福島建設工業新聞社
2016/08/19

【福島】福島復興風力/最大出力30万kW想定

 県の風力発電構想で阿武隈地域での風力発電事業の仮事業者に選ばれた福島復興風力梶i東京都港区赤坂2丁目9番3号、三保谷明代表取締役)は19日、環境影響評価方法書を公表した。
 田村市(約576f)、川内村(約694f)、大熊町(約143f)、浪江町(約433f)、葛尾村(約512f)にまたがる阿武隈山地尾根上約2358fに、最大想定出力30万`h(2000〜3500`h級×90基)の風力発電所を建設する。
 工事は造成・基礎、機材搬入路・アクセス道路、風車据付、送電線、変電所、配電線、建屋・電気などを想定。連系先は新福島変電所。31年4月着工、33年3月の運転開始を予定している。方法書委託先は日本気象協会。
 方法書は9月20日まで県生活環境部環境共生課、関係市町村担当課で縦覧可能。同社HPでも閲覧できる。22日から県内6会場で説明会を開く。
 県は、同地域で実際に風力発電を行う本事業者を今年度内に改めて公募選定する。仮事業者も再度応募することとなる。