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　射水市は、「新湊庁舎跡地利用支援業務」に係る公募型プロポーザルで、長大（北陸事務所、新潟市中央区）を優先交渉事業者に特定した。
　審査講評によると、「地域ニーズの把握から導入機能の検討等において、新湊地区が抱える課題解決を念頭においた幅広い提案がなされていた。さらには、民間意向調査や事業スキーム検討等においても、事業の可能性や実現性はもとより、長期にわたる事業の継続性の確保まで視野に入れた提案が優れていた」（原文のまま）とした。得点は７９・０点（１００点満点）だった。
　参加は２社。３日に選定委員会（副市長と関係部長の５人構成）が開かれた。
　業務内容は跡地の整備手法として、民間活力導入の可能性を検討するとともに、事業の基本プランを構築するもの。委託期間は１７年３月下旬まで。見積限度額は９００万円。
　対象は本町にある新湊庁舎に射水商工会議所の敷地を加えた１万３３２９・１８平方メートル。跡地には万葉線、バスなど公共交通の結節点として、観光機能も備えた公共交通ターミナルを整備したい考え。民間事業者の事務所などの機能も有する複合・交流施設を目指す。