東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)秋田支社(菊地正支社長)は、秋田駅西口立体駐車場の増築工事で鉄建建設の施工を決め着工した。駐車台数を増やし、東西自由通路「ぽぽろーど」に面して店舗棟も建設する。来年4月25日の予定工期で建設し、同年春のうちに使用を開始したい考え。同支社は昨年9月に県、市と「地方創生に向けたコンパクトなまちづくりに関する連携協定」を締結、秋田駅周辺の活性化に向けた取り組みを進めており、今回もその一環。
今回の計画は、秋田ステーションビル株式会社とともに進めるもので、JR秋田駅直結の西口駐車場(現トピコ・アルス第1駐車場)を建て替える。新駐車場棟は4層5段。東西自由通路「ぽぽろーど」に面して店舗棟も新設し、賑い創出を目指す。合計延べ床面積は7,401.52uとなる。
駐車場増築では駅へのアクセス性向上、駅からの2次交通サービスの充実など交通結節点としての機能を強化するため、現在109台となっている駐車台数を約270台と大幅に増やす。現在は駅から離れた場所にある駅レンタカーも1階に併設する。
なお、建物全体の運営者は秋田ステーションビル、駅レンタカーの事業者はジェイアール東日本レンタリースを予定している。
提供:秋田建設工業新聞社