国立病院機構富山病院は9日、富山市婦中町新町3145「独立行政法人国立病院機構富山病院 外来診療棟等建替整備工事(二期工事)(建築)」を、WTO(世界貿易機関)対象の一般競争入札で開札し、9億1500万円で松井建設に落札決定した。
5月30日の入札で不調に終わったため、入札参加資格を拡大し再公告。2回目の入札を執行したもの。参加は同社と真柄建設の2社だった。
工事内容は、外来診療棟等新築(S造地上2階地下1階建てほか)が建築面積約2500平方メートル、延べ面積約5700平方メートル、既存改修工事が延べ面積約330平方メートル(既存建物解体延べ床面積約7700平方メートル)。
工期が約19カ月以内(最終完成工期は17年度予定)。使用する主要な資機材は、▽コンクリート約2500立方メートル▽鉄筋約250トン▽鉄骨約590トン▽板ガラス約700平方メートル|。
設計は、釣谷建築事務所(金沢市)が担当している。
なお、今工事に係る電気設備は北陸電気工事、機械設備はダイダンにそれぞれ決定済み。